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海の家プロジェクトについて
海の家プロジェクト立ち上げの背景
本プロジェクトは祖母が桂島に住むメンバーの想いから始まりました。
幼少の頃から家族と何度も桂島に訪れ、夏には海水浴や夏祭りに参加していた彼女。それはここにしかない彼女の大切な思い出であり、毎年の楽しみでした。

しかし2020年の夏、コロナの影響は桂島にも及び、観光客は激減しました。
コロナ禍があけた高校3年の夏に久々に訪れた桂島は、震災後の復興工事もようやく終わり、きれいに整備されていました。
新たな島の風景に感動する彼女に一言、祖母は寂しげな表情で、「島が綺麗になっても、もう人は来ない」と言ったそうです。

毎年行われていた海の家と夏祭りは、空白の3年間の来島者減少とともになくなってしまったのです。
大好きな桂島のかけがえのない文化や営みが、少しずつ薄れていく。その状況をただ見ているのではなく、何か行動を起こさなければいけないと思いました。
小さい頃からの大切な思い出が詰まっている桂島に、再び活気を取り戻し、また楽しい思い出を作りたい。そんな彼女の想いに共感したメンバーでプロジェクトを発足し、プロジェクトの構想に至りました。

人口減少の一途をたどる桂島
桂島には、美しい自然と、あたたかな人々と、昔から大切に続いてきた暮らしがあります。
しかし、震災やコロナウイルスの影響により、来島者数は年々減少しています。
海水浴シーズンには、多い年で8000人以上が訪れていましたが、コロナ渦を経て来島者数は約1000人まで減少しました。
また、塩竃市と浦戸諸島をつなぐ塩竃市営汽船は、今年の9月頃をもって3隻から2隻へと減便してしまいます。
