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昨年度の取り組み-アイランドフェスin桂島とは
昨年の海の家プロジェクトでは、桂島で「海の家」を復活させるイベント『アイランドフェス in 桂島』を企画・開催しました。
もともと桂島では、毎年島民の皆さんが中心となって海の家を開いていましたが、コロナ禍の影響での来島者の減少や島の方々の高齢化、資金不足などにより数年間開催ができない状況が続いていました。そこで、かつての賑わいをもう一度取り戻そうと、私たちはこのプロジェクトを立ち上げました。
昨年の開催期間中は、ちょうど海水浴シーズンでした。当日は、かつて桂島を訪れたことがある方、親族が桂島に住まれている方、初めて桂島を訪れた方など、約200名/日の方々にご来場いただき、一昨年の年間来場者数の1/5にあたる観光客数を呼び込むことができました!

開催に先立ち、自分たちで塩竈市の仲卸市場へ足を運び、ホタテなどの海産物を仕入れて準備を行い、当日はそれらを海の家で販売しました。
その他にも、かき氷やチュロス、桂島で活動する「がんばる浦戸の母ちゃん会」による牡蠣ご飯などを提供しました。また、島全体を巡る謎解き企画やビーチクラフト体験なども実施し、来場者に桂島での時間を楽しんでいただきました。

当初は2日間の開催を予定していましたが、台風の影響により1日のみの開催となりました。
しかしながら開催できた1日で、できる限りのことを行い、多くの方に楽しんでいただくことができました
プロジェクトを進める中で、私たちの想いに共感してくださった皆さまのおかげで、昨年度のクラウドファンディングでは目標金額の151%にあたる1,134,000円のご支援をいただき、CAMPFIREの月間アワードも受賞することができました。さらに、イベントの前後で8つのメディアに取り上げていただき、Instagramのフォロワー数は1,400人を超え、動画の再生回数も大きく伸びるなど、桂島を全国に知ってもらうきっかけをつくることができました。
当日は島外から訪れた方々からも「また来年もぜひやってほしい」といった温かいお声をいただき、私たちにとっても大きな励みとなりました。
一方で、このイベントを通じて浮き彫りになった最大の課題は、開催利益や交流の多くがイベントの2日間で完結してしまう点でした。具体的には、イベント期間以外には島外の来訪者と桂島との継続的なつながりをつくることができず、また、来場者が島内で消費した資金が一過性のものに留まってしまったため、島の経済に持続的にお金を循環させる仕組みを構築できなかったことです。
そこで私たちは今年、「持続可能なつながり」を生み出すことに力を注いでいます。
まずは地元の学生に探究型の学びを提供するカリキュラムを作成し、桂島の課題や魅力を深く理解しながら共にプロジェクトをつくり上げていきます。同時に、企業や行政とも連携し、島の特産品や観光資源を通年でプロモーションする仕組みを構築することで、新たな経済の流れを生み出したいと考えています。
また、SNSやオンラインコンテンツを活用することで、実際に島に足を運べない方々とも日常的に交流できる場をつくり、桂島の暮らしや文化にいつでも関わりを持ってもらえるよう取り組んでいきます。