海の家プロジェクトの今後

今年度実施すること

昨年度は、4年ぶりの海の家の実施ということで、「開催すること」そのものが最大の目標でした。 そのため、2年目となる今年は、その成果を一過性のイベントで終わらせず、「いかに桂島との関係を継続可能なものにしていくか」が新たな課題であり、私たちの目指すべき方向性となります。
 
まずは島民の皆さんとの対話をさらに深め、アイランドフェスを単なる催し物ではなく、島の内外をつなぐ“架け橋”として位置づけます。地域の声や課題をプロジェクトに反映させることで、島の未来をともにつくり上げていきたいと考えています。
 
今年度はその第一歩として、地元企業や高校生との連携を強化し、「桂島の関係人口」を増やす取り組みを進めます。離島ならではの魅力が詰まった桂島を、高校生の探究活動の場や企業の新人研修の場として提供し、現地でしか得られない学びや体験を通じて、島の魅力や課題に触れる機会を創出します。こうした関わりを通じて、若い世代が桂島に継続的に関わる土台をつくり、最終的には島に新たな価値と経済の“循環”を生み出す仕組みを整えていきます。さらに、企業様とは、商品のコラボレーションや研修プログラムなどの形で連携を図っていきます。
 
さらに、昨年度の計8回にわたるメディア出演を踏まえ、今年度は情報発信の幅を広げ、外部への発信にも一層力を入れていきます。 昨年は主に、私たちBrushの活動がメディアで取り上げられましたが、桂島そのものの魅力や現状については、まだ十分に発信できていないのが現状です。
今年は、Instagramに加えて、YouTubeやX(旧Twitter)といった他の媒体も活用し、桂島の魅力や今の姿をより広く伝えていきたいと考えています。
桂島の皆さんとグラウンドゴルフを行いました。
 

今後実施すること

この「アイランドフェス in 桂島」では実際に島を訪れた方々が、その魅力を感じ、「応援したい」と思えるようなきっかけになればと考えています。しかし現状では、「支援したい」と思っても、どこにお金を使えばいいのか分からず、支援先が見えづらい状況です。そこで私たちBrushは、皆様の「桂島を応援したい」という想いを形にできるような“支援の窓口”となることを目指し、プロジェクトを進めています。私たちの活動を支援していただくことが、すなわち桂島を応援し、資金を循環させることにつながる――そのような媒体として活動していきたいと考えています。
 
今年度の活動が終了した後に、資金調達の手段としてFiNANCiEの活用を検討しています。その理由は、私たちのイベント自体への支援だけでなく、 “桂島を応援したい”という想いを持つ方々が、イベントを通して間接的に島に貢献できる仕組みをつくりたいと考えているからです。私たちが目指すのは、イベントをきっかけに桂島への想いや支援が広がることで島に関わっていく『関係人口』を創出すること。そのために、FiNANCiEの特徴であるコミュニティ形成と継続的な支援の仕組みが有効だと考えています。
 
当初は今年度からFiNANCiEを活用して資金調達を行う予定でしたが、クラウドファンディングを採用することといたしました。FiNANCiEは、長期的かつ継続的に展開されるプロジェクト、すなわち事業的な性質を持つ取り組みへの支援に適している一方で、私たちのアイランドフェスは現時点では2日間のみの単発的なイベントにとどまっています。そのため、FiNANCiEを通じて資金を募り、継続的なコミュニティ形成を図るには、まだ十分な計画と体制が整っていないと判断しました。
 
本プロジェクトを期間限定の取り組みにとどめるのではなく、年間を通じた継続的な事業として構築していきたいと考えています。その実現に向け、来年度のFiNANCiE活用開始を見据えながら事業計画やスケジュール、収支計画などを丁寧に策定していく予定です。
また、これまでクラウドファンディングを通じてご支援いただいた方々とも引き続き関係を育み、来年以降は“桂島の活性化”という共通の目的のもと、ひとつのコミュニティとして共にプロジェクトの運営に関わっていただけたらと願っています。