地方創生公開講座

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2025年9月25日、Zip Infrastructure株式会社顧問の寒竹聖一氏をお招きし、自走式ロープウェイ「Zippar」についての勉強会を開催しました。

次世代交通Zipparを通して、地域の移動の未来を学ぶ

講演で紹介されたのは、自走式ロープウェイ「Zippar(ジッパー)」。Zipparは、従来のロープウェイが持つ「低コスト・短期間での建設」「渋滞の影響を受けない」といった利点を活かしながら、ロープとゴンドラが独立しているという新しい構造を採用した都市型交通システムです。この仕組みにより、カーブや分岐を柔軟に設けることができ、街の形や人の流れに合わせた自由度の高い路線設計が可能になります。
現在では、富谷市と仙台市地下鉄を結ぶ都市型ロープウェイ構想において、今年度から導入に向けた調査が始まっていることも紹介され、Zipparが「未来の話」ではなく、実際に地域に実装されつつある交通であることを実感しました。
 

競争ではなく共創へ —— ワークショップで考える新しい交通と地域

講演に続いて行われたワークショップでは、Zipparの導入計画を題材に、地域に新しい交通システムを取り入れる意義や、その進め方について学生自身が考える機会が設けられました。ここでは、新しい事業は既存の交通と「競争」するだけでなく、「共創(協力)」することで、地域全体にとってより良い形を生み出せるという視点が共有されました。
特に印象的だったのは、新しい交通が主要路線の混雑緩和や効率化に寄与することで、これまで人員や資源の不足が課題となっていたローカルな枝線に余裕を生み出せる可能性があるという点です。これらの議論を通じて、学生たちは交通を単なる移動手段としてではなく、地域の構造や暮らしを支える仕組みとして捉える視点を得ることができました。Brushでは今後も、身近な社会課題を起点に、学びと実践をつなげる活動を続けていきます。